子どもが海釣りを始めてみたい!という場合、まずはハゼ釣りがお勧めです。
葛西臨海公園でのハゼ釣りはこちらで紹介しましたが、ハゼなら、江戸川放水路をはじめ、船橋や浦安の三番瀬あたりでもいろいろなところで釣ることができます。
ハゼ釣りのあと、もっといろいろな魚を釣ってみたい!となったときは、稲毛ヨットハーバーの防波堤がおすすめです。
ここでは、お勧めする理由を紹介していきたいと思います。
比較的安全で便利!
ここの防波堤には柵があるので、海に落ちる心配が少ないです(それでも子どもにはライフジャケットは着させています)。
また、常に人がいるので、何かあったときにやや安心です。
ただし、比較的安全であるとはいえ、海釣りには危険も付き物です。
うろちょろしていると、自分や他人の釣り針が引っかかってしまうことがあるかもしれません。
アカエイなどの有毒生物が釣れてしまうこともあるかもしれません。
子どもを海釣りに連れて行くときは、経験者と一緒に行ったり、親が事前に安全を確認したりしたうえで、子どもがある程度分別が付くようになってから行くようにしたほうがよいでしょう。
なお、このヨットハーバーには、広い駐車場(1日500円)だけでなく、トイレ、自動販売機やレストランなども近くにあり、便利なのも特長です。
いろいろな魚が釣れる!
ここの堤防は長く、水深のある沖の方まで行くことができるので、さまざまな魚を釣ることができます。
アジやイワシ、サッパ、サバなどの回遊魚をサビキ釣りで狙ったり、キス、カレイなどを投げ釣りで狙うこともできます。
サヨリ釣りやイカ釣りも人気がありますし、時にはイナダなどの大きめの回遊魚が回ってきたり、シーバス(スズキ)が釣れることもあります。
ただし、いろいろ釣れるとはいえ、魚影が濃くていつでも簡単に釣れるというわけではないので、事前に情報を確認しておく必要があります。
いつ、何が釣れるのかという情報は、近隣のオリジナルメーカー海釣り公園(市原市)の釣果情報を確認したり、通っている人のブログをチェックしたりするのも良いですが、一番のお勧めは、近所の釣具屋さんに行って聞いてみることです。
上州屋稲毛店のサイトには最新情報が掲載されていますが、実際に来店してみれば、具体的なポイントや釣り方、エサまで教えてもらい、いろいろと購入することができます。
ちなみに、私の最近(2018年10月)の釣果は、シロギス(小さいピンギス)とサッパです。
難点は混雑…
この釣り場は千葉県北西部では非常にお勧めですが、難点もあります。
このような恵まれた釣り場は少ない(立ち入り禁止が増えている)ので、当然ながら人が多く、混み合うことです。地元の通い詰めている人から、日本語が通じないアジア系の人、ファミリーフィッシングの人まで、さまざまな人がいます。堤防は結構な広さがあるものの、シーズンの土日の混雑具合はかなりのものです。仕掛けを投げるのも一苦労だったり、オマツリが多発したりします。
混雑する時間帯は避け、できれば平日を狙ったりしていくことをお勧めします。