三井住友銀行のSMBCポイントパック手数料優待サービスが2021年7月から改定され、コンビニATMを無料で利用できる条件が大幅に厳しくなってしまいました。
コンビニでは引き出し額に上限があるため、私を含め、月1回や2回の無料回数では手数料がかかるようになってしまう方も少なくないでしょう。そこで、何とかして三井住友銀行の口座にあるお金を無料でコンビニATMから引き出す方法について考えてみました。
その方法は以下のとおりです。
1. 無料で即時入金できるFX口座や暗号資産口座にお金を移す
2. 手数料のかからないネット銀行やコンビニ系銀行に出金する
要は、振込を利用せず、コンビニで無料で使える銀行(セブン銀行やローソン銀行、住信SBIネット銀行など)にお金を移動すればよいのです。
具体的には、以下の方法が考えられます。
暗号資産口座を利用する
暗号資産(仮想通貨)はビットコインに代表されるものであり、実体のない投機的なものというイメージがあるかもしれませんが、実は未来を変える可能性を持つ画期的なものです。
仕組みがわからないのは嫌なので、私は以下の本で勉強したところ、想像以上の驚きがあり、今まで避けてきたことを後悔しました。
それはさておき、暗号資産の口座を持っておくと、銀行口座から手数料無料で入金したり、別の銀行口座に手数料無料で出金したりすることができます。
なかでも GMOコインは、口座開設が迅速かつ簡単で、各種手数料が非常に安いのでお勧めです。
ついでに何らかの仮想通貨をいくらか持ち続けていれば、気が付いたら価値が上がっていた、なんてこともあるかもしれません。たとえばイーサリアムという仮想通貨は2020年の年末は約7万円くらいでしたが、5/10時点で約44万円、ビットコイン暴落後の6/3時点でも約31万円と、大きく値上がりしています(もちろん、価値が下がる可能性もあります)。
仮想通貨は短期的な変動が大きく、レバレッジをかけたりするとハイリスクなので、長期的に保有し続けるのがコツかもしれません。保有していると、仮想通貨に関連した世界経済の動きに敏感になり、経済知識が身に付くというメリットもあります。
しかし問題もあり、仮想通貨取引の利益は税務上「雑所得」となるため、大きな利益が発生すると所得税率が上がってしまいます。
また、資金移動に利用するにしても、出金が行われるのは17時までで翌営業日となり、時間がかかります。
そこでお勧めなのが、FX口座です。
FX口座を利用する
FX(外国為替証拠金取引)もまたハイリスクなイメージですが、大きなレバレッジをかけるからリスクが大きいだけで、やり方しだいでは低い手数料かつ低リスクで外貨運用することも可能です。外貨を保有することは、将来、日本円の価値が下がるリスク(インフレなど)の対策にもなります。
FX は仮想通貨と違って収益を申告分離課税にすることができるので、大きな利益が発生したときに所得税率が高くなってしまう問題もありません。
また大事な点として、大手のみんなのFX
では、三井住友銀行を含む多くの金融機関から手数料無料で即時入金(ダイレクト入金)することができ、手数料無料で出金することもできます。しかも、土日祝を除く営業日の午前11時までに出金手続きを行えば、原則として当日中に指定の口座に出金することができるので、非常に便利です。これらはすべてスマホで完結します。
1つ口座を用意してみてはいかがでしょうか。