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ニワトリの糞臭対策:アレを床土に混ぜるだけ

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ニワトリ飼育

ニワトリ飼育で心配になったことの一つが、糞の悪臭が近所迷惑にならないか、という問題です。
以前、近所で人気の養鶏場に卵を買いに行ったとき、その敷地内の臭いは結構キョーレツでした。
肥料によく使用される鶏糞は発酵後の臭いですが、発酵前の鶏糞はやはり臭います。

鶏舎というと臭いイメージもあり、飼う前はやや心配だったのですが、実際に飼ってみると杞憂でした。
何も対策をしないと多少臭うと思いますが、きちんと対策をして、飼育数がよほど多くなければ、鳥小屋の近くに行ってもほとんど気になりません。

ここでは、この鳥小屋の臭い対策について紹介したいと思います。

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臭う糞と臭わない糞

鶏糞には、ふつうの便と、盲腸便というものがあります。

通常の便は乳白色が混じってこんもりとした便で、小さめの卵と見間違えるほど大きい便をすることもあります。

盲腸便は褐色のドロッとした便で、臭うのはこれです。

魚粉などの動物性タンパク質を多く与えると臭うという話もありますが、わが家は魚粉入りの配合飼料を与えており、動物性たんぱく質魚粉を与えなかったことがないので、影響はよくわかりません。

鶏小屋の防臭対策

鶏小屋を臭わなくする方法は、糞を土と混ぜることです。

土には多くの微生物がいるため、臭いの元はすぐに分解されてしまいます。
ニワトリにトイレトレーニングはできないので、鳥小屋全体に床土を敷いておけば、土の上に糞をします。
その後、ニワトリは土をしょっちゅう掘り返すので、自然に糞が土に混ざります。

このようにして、臭いの元が分解されれば問題ない、というわけです。

とはいえ、土の量が少なかったりして糞の割合が多くなってくると、分解が追いつかず、臭いが強くなります。
そのため、わが家では糞が多くなりすぎないよう、毎朝、大きめの糞を取り除くようにしています(大雑把です)。

それでも臭いが気になるという場合にお勧めなのが、脱臭効果で有名な炭です。特に、コメのもみ殻を炭化した「くん炭」が最適です。
ちょうどよい粒の大きさで、ニワトリが食べても害がありません。

それどころか、くん炭を餌に添加して与えることで、鶏糞アンモニアガス濃度が低下するという以下論文もあるほどです。卵への悪影響もないようです。

セラミック炭および燻炭給与が鶏の産卵成績およびふん臭気に及ぼす影響

くん炭を床土に混ぜておけば、ニワトリも土と同様についばむので、炭のよる直接の脱臭効果に加え、鶏糞の臭いを緩和する効果もあるのではないかと期待しています。

わが家のニワトリ小屋の床土にも、臭いが気になりだすとこれを混ぜ、効果を実感しています。


鶏糞の処分はコンポストも便利

わが家では毎朝、大きめの糞の塊は取り除くようにしています。
そこで問題になるのが、鶏糞の処理です。
土に埋めてやればよいのですが、毎日埋めるスペースを探して掘るのは少し手間です。

いろいろ検討した結果、コンポストを購入し、庭に設置することにしました。
これで臭いはもれないし、たまって発酵したら肥料として使用することができるので便利です。

現時点で Amazon が安く、自治体の補助金が出ることもあるのでお勧めです。

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