ニワトリを飼い始めたときは、「卵を買う手間が省ける」くらいにしか考えておらず、その味には別に期待していませんでした。スーパーには普通の卵と美味しい卵がありますが、大きな違いはないだろう、と。
しかし庭先養鶏の卵を実際に食べてみて驚いたのは、とっても美味しいことです。
生で食べたくなる美味しさで、近所の有名なブランド養鶏場(ケージ飼育だがやや高め)の卵と比べてみても、ずっと美味しく感じられます。
庭先養鶏の卵が美味しい理由?
市販の卵と庭先養鶏の卵の違いは何かというと、
まず、市販の卵にある臭みがありません。
卵料理を行った後にシンクが臭くなるのは当然だと思っていたのに、それすらありません。
卵の臭みの原因はエサの問題かと思っていましたが、わが家のニワトリの主な餌はネットで買えるよくある配合飼料です。
配合飼料を与えているのに臭みがないということは、つまり、臭みの原因は餌の違いではないということでしょう。
何が違うのか?
仮説ですが、ストレスの少ない飼育環境が影響しているのかもしれません。
養鶏場のニワトリの飼育環境は、知れば知るほど過酷です(飼育密度、遊び場・寝場所、強制換羽など)。
一方、わが家のニワトリは、密にならず、自由に動き回ることができ、昼寝もできれば、夜は安心して木の上で寝ることもできます。虫や野菜など、さまざまな食べ物を食べることもできます。羽根をつつかれることもなく、自分で砂浴びや毛づくろいをしていて、毛並みも整っています。
そんなニワトリの卵が美味しいのは当然のような気がします。
卵かけご飯に合う醤油は?
この卵を卵かけご飯にして美味しく食べるには、卵かけご飯のしょうゆも重要です。
頻繁に卵かけご飯を食べるようになってからは、いくつもの卵かけご飯専用醤油を試しました。
卵かけご飯の醤油は、一般的に、だしが効いていて甘めの味付けになっているものがほとんどです。
傾向は似ているものの、メーカーによって、色の濃い醤油や、甘すぎる醤油など、さまざまです。
そんな中でも、今のところ一番のお気に入りは、カマダの「だし醤油」です。
一時期は「卵かけご飯用」のラベルが付いた醤油に限定して探していましたが、昔からある「だし醤油」に幅を広げてみたところ、卵かけご飯専用の醤油よりも私の口に合う醤油が見つかりました。
鎌田醤油の「だし醤油」をかけて食べる卵かけご飯は、最高のご馳走です。
塩分が気になる方には、減塩のだし醤油もあります。
うどんつゆや煮物に使っても美味しそうです。
なお、Amazon で改めて調べると、「卵かけご飯 醤油」のお勧めとして、以下の醤油も高評価でした。
これもいつか試してみたいと思います。