ヒヨコを飼育するために必要なものについて紹介します。
たいていの物はヒヨコを扱っているお店でも販売していると思うので、事前に用意すべき物、店舗でも買える物と、そのうち必要になる物とに分けて紹介します。
事前に用意すべき物
・適当な箱
まず必要なのはヒヨコを入れる飼育ケースですが、すぐに大きく育って使えなくなるため、段ボール箱で問題ありません。
段ボール箱は保温性がよいというメリットもあります。
ただ、ヒヨコを持って帰ったときにちょうど良い大きさの段ボールがすぐに手に入らないと困るので、事前に用意しておくことをお勧めします。
エサ箱と給水器などが入り、広すぎず、狭すぎずといったサイズを選び、成長に合わせてサイズアップします。
・古新聞
段ボール箱の下に新聞紙を敷いておくと、糞などの交換がラクです。
新聞を取っていない私は実家からもらいましたが、なければ「ご自由にお持ちください」と書いて置かれている聖〇新聞とか、何でもよいので代わりになるものを用意しておくとよいでしょう。
飼育箱の下に敷く物は、新聞紙に加え、小動物用のワラやもみ殻、柔らかいウッドチップなどがあると保温性があるのでお勧めです。私はいろいろ使い、「もみ殻」をメルカリで購入したりしました。
・ヒヨコ用のエサ
鳥を扱っているペットショップでも、ヒヨコ用のエサは需要が少ないので、販売しているかわかりません。確認できればよいですが、心配ならネットで購入しておくことをお勧めします。
3kg で 2 羽分は余裕で足りたような気がします。
・ヒヨコ電球
ヒヨコは、生後間もないときほど、暖かい環境が必要です。
迎え入れる時期が夏に近く、ヒナが生後一週間ほど経っていれば飼育しやすいですが、そうでない場合は暖房は必須でしょう。
ヒヨコの日齢と加温(適温)の目安はこんな感じです。
0~3日:33℃
4~7日:30℃ (室温26~29℃くらいも可?)
8~14日:27℃
15~21日:24℃
暑がっているか寒がっているかは観察して確認してください。
保温装置はペットショップなら販売していますが、高い価格帯のものしかないこともあるので、事前に購入しておくのがどちらかというとお勧めです。
・温度計
温度を管理するためには、温度計もあったほうが安心です。倒れてもケガしないよう、コンパクトなものがお勧めです。
店舗でも買える物
・水入れ
鳥用の水入れはペットショップで購入できます。ネットでも買えますが、送料がやや高くつき、割れるリスクもあります。
何らかの容器で代用しようと思うかもしれませんが、ただの皿だと上にヒヨコが乗ったりしてこぼれやすいので、安全に固定する必要があります。水は切らしてはいけないもののため、専用の水飲みを用意することをお勧めします。
5合サイズでも大きく感じるかもしれませんが、飼育ケースのサイズが許すなら、一升サイズにしておくと長く使えます。
一方、餌入れはこぼれてもあまり害はないので、適当な容器でもよいでしょう。
そのうち必要になる物
・バーベキュー網
段ボールで飼育していると、しだいにジャンプ力が増し、段ボールの上まで飛び跳ねてしまうようになります。
高さのある段ボールを用意し、上に網を載せてフタができると安心です。
大き目のバーベキュー網は鶏小屋の補強や出入り口のドアなどとしても使えるので便利です。
・中ビナ用のエサ
4週齢~10週齢には、中ビナ用のエサが必要になってきます。これを売っている店は少ないのですが、ネットでは買えます。
・ニワトリ小屋
1カ月もすると結構大きくなり、室内で飼うのが難しくなってきます。
抜け替わる羽根やホコリ、糞の量が増え、活発に動くようになるためです。
その頃には外で飼育できるよう、丈夫な鶏小屋を用意しておきましょう。