プログラミングはかじったことがあるけどScratchは初めての私がプログラミングを始め、息子といっしょにプログラミングしてゲーム（？）をつくった体験について紹介します。
プログラミング教育は必要か？
近年は子供に対してもプログラミング教育が大事だとよく言われています。
しかし私はというと、早期のプログラミング教育がそれほど重要だとは思いません。
大学時代に Fortran や C++言語で数値計算プログラムを作ったことがあり、プログラミングは英語の発音と違っていつからでも学習できると思うからです。
論理的思考力を鍛えるという意味では良いとは思いますが、思考力を鍛える訓練はプログラミングに限りません。昔ながらの将棋だって、ゲーム（マインクラフトのレッドストーン回路など）だって良い訓練になると思います。
そんな感じなので、息子をプログラミング教室に通わせるつもりはなく、興味をもったならばやらせてもよいかな、というスタンスでした。
それに、「プログラミングは大事だぞ！」といくら言ったところで、親がプログラミングを知らず、活用もしていなかったら、説得力がありません。
まずは親ができないと、と思っていたら、ふと、つくりたいプログラムが頭に浮かんでしまいました。
きっかけは、息子の小学校で ひろゆき氏のモノマネが流行っていることを知ったことです。小学校低学年の間でひろゆき氏が受けているとは 世も末 意外です。
そこで、プログラミング入門用に定評のある Scratch を使って、次のプログラムを作ってみました（スマホでは作動しないと思います）。
くだらないプログラムですが、息子には大ウケでした。
Scratchで息子とプログラミングしてみた
これを機に、興味をもった息子にも少しだけプログラミングを教えてみることにしました。
Scratch は次のページから無料で簡単にアカウントを作成でき、Web 上でかんたんにプログラムを作り始めることができます。
日本語のページや HowTo ビデオも充実しています。お金をかけなくても、意欲さえあれば、いくらでも学習できそうです。
とはいえ息子にも私にも、一から地道に学習するほどのやる気はありません。
いきなり「作る」ページに飛び、ネコのキャラクターをいじり出しました。
そして、「こんな風にしたい」という息子の意見を聞きながら、どうやったら実現できるかな、と試行錯誤して完成したのが、次のプログラムです。
はい。。。
ここまででプログラミングのエッセンスは学習できたのではないかと自己満足しています。
驚いたことに、息子はその後、自ら進んでプログラミングをマスターし、難しいゲームを作成するように
…はなりませんでした。
他の人がつくった落ちゲーに没頭するだけです。ちなみに、一番人気の次のゲームはシンプルですが非常によくできています。息子はスコア 2000 越えしていました。
Scratchでプログラミングを学ぶには
そういうわけで、Scratch の手軽さと可能性、そして子供にやらせることの難しさを実感することができました。
もっと本格的に基礎からキッチリ学ぶとすれば、次のドリルのようなものをこなしたり、
次の本で本格的なゲームプログラミングを練習してみるのが面白そうです。
もちろん、プログラミング教室もよいと思います。
追記：夏休みに入ってヒマなこともあり、その後またプログラミングに取り組むようになりました。どこまでモノになるかは不明ですが、「このゲームのプログラミングは大変だろうな」とかわかるようになったようです。
