SAPIX の合格実績は飛び抜けており、魅力的です。私は合理的なカリキュラムに一目置いているものの、息子をどうしても SAPIX に入れたいとは思いません。
入室からして競争が激しいこと、家庭学習の面倒を見られる専業主婦の裕福な家庭が多いこと、家庭学習の量が多いことや子供の性格などを考慮すると、SAPIX が一番とは限らないと思うからです。
とはいえ、入れるならば、付いていけるならば、SAPIX は良い選択肢の一つだと考えています。
将来的に転塾する可能性があるとしても、他の塾から SAPIX に入るのは進度的に難しく、逆のほうが簡単です。
そんなわけで SAPIX が気になるのですが、新4年生から入塾するのは結構難しいかもしれない、とも考えています。
新4年生から受験勉強を開始する家庭が多く、競争が激しいからです。
それより低学年から入るほうが入室テストも合格しやすいだろうし、募集枠が埋まってしまう心配もなくなります。
参考 低年齢化する中学受験対策?【千葉県北西部の中学受験事情】
悩ましいのが、新小学3年生からの入塾を目指すかどうかです。
今のところ考えているのは、新小学3年生からは入らない方向です(入れないかもしれませんが…)。
小3からの授業は週に1回、2時間の学習です。
週1回程度なら親子にとって通塾の負担は大きくないし、塾に慣れるというメリットもあります。
しかし、学習量として考えると、家庭学習時間を含めても、大した量ではありません。
それなら、Z会 小学生向け講座で十分かと。
Z会中学受験コースでは、3年生の学習時間の目安が 1 日あたり 40 分ほど。
これなら 1 週間で 5 時間ほどの学習時間になり、通塾する場合とあまり変わりません。
教材の内容は、あれだけ実績あるZ会なら問題ないでしょう。
学校の学習を超えた発展的な学習効果が期待できます。
なにより、費用の面でも安く済みます。。
これをやって、四谷大塚の全国統一小学生テストでレベルを確認しつつ、新4年生から SAPIX に入室できれば入ればいいし、入れなければ他の塾に入ればいい。中学受験自体をあきらめてもいい。
わが家はそんな感じです。